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君に見せたい景色がある~2023 Vol.4


牡鹿半島コバルトラインの最南端にある展望公園それが「御番所展望公園」 その公園は小高い丘の上にありそこへ上がる道はまるで海から上がってきたような錯覚を覚えるような坂道が続く、 走るバイクの後方には青い海と紺碧の空、海と空の境目がわからなくなるような吸い込まれるような青の世界。

御番所公園では、毎年、サンファンヴィレッジさんが作って持ってきてくれる仕出し弁当を食べながら参加者全員でランチミーティングをする。 左に金華山、右に田代島を見下ろすこの絶景をおかずに美味しいお弁当を各々好きな場所に腰を下ろしてピクニックランチ。 それが石巻復興支援ツーリングの毎年の習わし、

ある人は、名物の海を見下ろすベンチに腰掛け、あるものは手入れされた綺麗な芝生に腰を下ろし、そしてあるものは展望台に上がり、各々が参加者とつかの間のコミュニケーションを楽しむ。 この雄大でのどかな絶景風景もあの震災の時には、目の前の金華山までの海面が津波の引き潮で海底があらわになり地元の方々でここへ避難した方々にはまさに地獄絵図のように見えたと聞く。

私たちがここを訪れるようになってから数年、この場所はいつも変わらず美しい大海原と壮大な島の風景を変わることなく見せてくれている、しかし、こんな変わるはずのない風景でさえ、あの大災害では島にぶつかる津波が数十メートルも波しぶきを上げ自然の力の猛威と自然と相対する時の人間のちっぽけさを痛切に感じたと言う。 あの出来事を忘れない、伝えたいそんな思いを持ってここを訪れるからこそ、そんな変わらぬ風景やまた起こるかもしれない大災害への備えを考える、これもまた君に見せたい景色なのである。

 

今年もありがとう東北のライダーたち。 御番所公園でピクニックミーティングを終了後、コバルトラインを走り解散場所の大六天展望駐車場へ。

コバルトラインは美しい牡鹿半島の海と山の新緑を交互に繰り返しながら走るまさに東北が誇る絶景ワイディング。 なんども走った道だけども毎年、毎回、新たな感動と楽しみを見出せるそんな道。たった数十分の合同ツーリングを楽しみ、名残り惜しみながら解散場所へ向かう道を走る、

私たちPeacemakerは、この活動の開催日7/23(日)の前日に気仙沼において児童福祉施設の訪問・支援活動も行ったため金曜日7/21(金)から宮城入りしている。

子ども達に笑顔を!気仙沼サマーサンタライダー

気仙沼の町の人々の私たち真夏のサンタクロースを歓迎し向かい入れてくれる優しさや人柄に触れ、気仙沼の宿(民宿つなかん)や石巻の宿(民宿めぐろ)などで気さくに出迎えてくれる東北の人々の優しさにたくさん触れて来た。 あの大震災、大災害を経験し乗り越えた人々だからこそ、誰かに助けられて、誰かに施しを受けることも多かっただろうが、ただ頂くだけではなく、それに応え、逆に出迎え歓迎するという優しさをよく知る人々。 それは宿の方や、出迎えてくれた町の人々だけではなく、私たちのこの小さな活動「石巻復興支援ツーリング」でさえ、参加してくれた地元東北のみなさんにもあふれていた。

8年前、中々果たせなかった約束をようやく実現出来て、千葉の仲間たちを初めてここへ案内することが実現した。 コバルトラインを走り、近くのお店に立ち寄り、地元の宿に宿泊し、地域の人々とふれ合い、そして東北の仲間たちと初めて触れ合う事が出来た。

すべての日程を終えて、コバルトラインに後ろ髪をひかれながら帰路に就くその時に、この活動に参加してくれた千葉のバイク女子の常連さんがインカム越しにこう言ってくれた。 「君に見せたい景色がある感動しました!見せてくれてありがとう、連れて来てくれてありがとう、また来年も一緒に走りたいです!」 その一言は、夕焼けに染まるコバルトラインの絶景よりも心にしみた。 毎年、私たちはこの約束の地へ来ているのだが、それ以来、ここに来るたび、彼女と同じように誰かに感謝している。 そう、今では毎年変わらぬ笑顔で出迎えてくれる、東北の気の合うバイク仲間たちに・・。 「今年も見たかった景色と笑顔をありがとう」と。 君に見せたい景色がある、それは8年の歳月で紡ぎ広がったこの絆。 また来年もお会いしましょう!そう言える変わらぬつながり。



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