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君に見せたい景色がある~2023 Vol.3

千葉から遠くは北海道から集まった宮城県外のライダーたち、そしてそれを上回る地元東北から参加してくれたライダーたち。

この活動を始めたころは参加者のほとんどが宮城県外のライダーたちで行われていました、しかし、現在では8年間という歳月をかけて紡いできたつながりで地元のライダーさんたちも参加してくれるようになりました。 一般社団法人Peacemaekrの宮城支部理事長である鬼澤脩平が集まった面々を前にまずはご挨拶。 「遠く千葉から私たちのところへ毎年来てくれることが本当に嬉しかった、私も最初はいち参加者でしたが、この活動から始まったご縁で、今はこの団体の支部長という形でお手伝いをさせて頂いています」 「震災直後は、この団体のように宮城へ来てくれる方々もたくさんいました、でも震災から10年、ひとつの区切りという形で10年を境に今ではもう来てくれる方もほとんど聞かなくなりました」 「そういう意味では8年間もの間、毎年変わらず、コロナ禍を乗り越え今でもこうして東北を思って足を運んでくれる団体としては唯一と言っても過言ではないと思っています」 「私たち宮城県(東北)の人間にとっては、もう十年、まだ十年であり、復興はまだまったく終わってはいません、そういう事も理解し毎年足を運んでくれる皆様に改めてここにいる東北のみんなを代表して感謝を申し上げたい」 皆の心に響く心のこもった挨拶。 私たちはこの活動でみなさんと出会う事が出来てこうして迎えてくれるから毎年楽しみにしながらこの地を目指すのです、むしろ感謝を申し上げたいのは私たちです。

 

さぁ一緒に走ろう!あの場所まで!

石巻復興支援ツーリング当日の内容はいたってシンプル、サンファンヴィレッジで集合した仲間たちとコバルトラインを一緒に走り、 いつものあの場所「御番所展望公園」を目指し走ります。 距離にして数十キロ、時間にして約30分・・・それでもここに集まっているのはみんなバイクが大好きな面々、 たとえ距離が短くとも時間が短くても一緒に走る!ただそれだけで通じ合える。 走り出した一行は、まずは コバルトラインの途中にある白い砂浜(ホワイトシェルビーチ)に佇み、青い海と紺碧の空を見上げる、白い鹿「ホワイトディアー」を目指す。

炎天下の中だけど仲間たちと歩くちょっとハイキング!新緑の緑と海の蒼に足取りも軽い

萩浜の海で生まれ旅をして牡鹿半島にたどり着いた白い鹿の物語に思いを馳せる 鹿は古来から「神鹿(しんろく)」と呼ばれ、霊力がある神の使者と考えられてきました。《White Deer(Oshika)》が展示されている牡鹿半島の荻浜は以前から鹿が多く生息するエリアで、近年、増えすぎた鹿が人里に降りてきて姿を見せることがあり「迷い鹿」と呼ばれています。彫刻家の名和晃平(なわ こうへい)氏による《White Deer(Oshika)》は《White Deer》シリーズのひとつ。「神鹿」と呼ばれる鹿を再解釈し、インターネット上に現れた「迷い鹿」の剥製を取り寄せ、3Dスキャンしたデータをもとに制作。遠い空を見上げているのは、この鹿が生まれた瀬戸内海の犬島の方を向いているといわれ、その地を旅の出発点に「迷い鹿」として東京をさまよい牡鹿半島にたどり着いたというストーリーがあり、その姿をさらに神秘的に見せています。(東北ロードトリップより抜粋)

白い鹿との再会を果たし、向かうはあの場所、私たちにとっては約束の場所。 牡鹿半島「御番所展望公園」へ

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