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杜の都に4回目のオレンジの風

更新日:11月11日

開 催 日:2025年9月27~28日

参加台数:約40台 天 候:快晴 主 催 者:一般社団法人Peacemaker 活動運営:一般社団法人Peacemaker宮城支部 

第4回オレンジバイカーズの前哨戦 BIKETOBER FESTA 2025(バイクトーバーフェスタ)9/27(土)


バイクトーバーフェスタとは、この活動に毎年多大なご協力を頂いている株式会社早坂サイクル商会さまが、2025年9月27日(土)と28日(日)に宮城県仙台市の「アズテックミュージアム」で行ったバイクの大展示会であり、国産メーカー、ハーレーダビッドソン、EVバイクなど、350台以上の車両が集結する東北のバイク乗りさんに大人気のバイクイベントです。  昨年もオレンジバイカーズは、当日9/28の開催前に早坂サイクル様のご協力を頂きこの東北最大級のバイクイベント会場でオレンジバイカーズ活動を実施させて頂いております。「バイクで行う地域社会貢献活動」という、私たちの活動を宮城県の多くのバイク乗りさんにも知って頂き活動へ参加頂ければ・・・そんな思いも込めてダイヤル189イチハヤクの啓蒙啓発を行いました。


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株式会社早坂サイクル商会「早坂社長」とオレンジバイカーズのスタッフ達、

イベント会場では多くのバイク乗りさんたちにこの活動をPRさせて頂きました。明日の県庁での出発式も含め当日参加も可能であることも伝え活動へ参加頂ける仲間集めも含めた広報活動を行わせて頂きました。いつも会場をご提供いただき心より感謝いたします。

第4回オレンジバイカーズ宮城 宮城県庁本庁舎 第4回オレンジバイカーズ出発式 午前9:00~9:20

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今年も杜の都にオレンジ色のビブスを身に着けたライダーたち約40名が集まりました。4年目を迎え参加者たちも毎年ご協力頂いている顔ぶれ、そして前日の活動などから広がった新しい顔ぶれ、宮城支部の支部長はじめみなさんの努力によって参加賛同頂いている顔ぶれと回を重ねるごとに意識の高まりを感じれるライダーたちが集まりました。

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開会の挨拶に立ったPeacemaker宮城支部長の鬼澤脩平氏は、地域との連動と協力体制によってこの活動は支えられているという活動協力への感謝を伝えた、またオレンジバイカーズの活動が宮城県で4回目を開催できる喜びも伝え、今後もこの活動を続けて行き、児童虐待から子供たちを救うダイヤル189イチハヤクの幅広い認知を広げる決意を示した。

児童虐待の現状とオレンジバイカーズ活動への期待


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宮城県 保健福祉部 子とも・家庭支援課 課長 西城 昭子さまが登壇。

宮城県で4回目となる児童虐待防止活動が行われることへの感謝と激励を頂き、高止まりで減ることのない児童虐待への懸念を伝えられた、オレンジバイカーズが行うこの活動がさらに広がり「民間」と行政の協力が理想的な姿であるとオレンジバイカーズへ今日の安全と無事な活動終了をと激励を頂いた。



児童虐待防止活動という活動の熱量


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続いて登壇したのは、千葉県児童養護施設協議会 顧問であり、千葉市いすみ市の児童養護施設(乳児園)園長を務められている森田雄司氏。千葉県児童施設協議会会長 本間敏子さまがどうしても都合がつかずご来場いただけないとのことで代理・代読として仙台までお越し頂きました。

10年前に千葉オレンジバイカーズから始まったこの活動を振り返り10年間の歩みをご紹介、また4回目を迎える宮城県の活動への取り組みと熱量を大きく評価され、宮城県のリーフレットを手に持ち紹介しながら、千葉県でもこの宮城県の取り組みに負けない熱量を示していきたいとお話を頂きました。

長くオレンジバイカーズをさせて頂いた森田先生の話に真剣に耳を傾ける参加者たち
長くオレンジバイカーズをさせて頂いた森田先生の話に真剣に耳を傾ける参加者たち

オレンジバイカーズの歩みと4年目の宮城開催


主催者を代表して、一般社団法人Peacemaker代表理事 道家尚巳が登壇。

まずは今年も宮城県でこの活動が実施できることへの感謝を伝え活動へお集まり頂いたバイカーさんへ感謝を伝えた、この活動が始まった経緯(サンタライダー千葉)を参加者さまへご紹介し今では宮城県でも気仙沼でサンタライダーを行われていることを紹介。またオートバイ乗りの平均年齢に触れながら私たちはライダーとしていつまでバイクの乗れるのか?そしてそのバイクで何が残せるのか?そんな話を盛り込み、バイク乗りとして出来る今の活動を「私たちの走りは必ず誰かの役にたつ」と信じて続けていこうと述べた。


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RUN FOR KIDS すべては子供たちのために! その後、宮城支部:鬼澤支部部長より実施の当たっての諸注意事項が丁寧に説明されて、オレンジバイカーズたちが一つにまとまる魔法の言葉が唱和される

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鬼澤支部長が右手を高々と突き上げて恒例の掛け声で熱を入れていきます。

サンタライダーで必ず行われるこの唱和は、もう15年以上、子供たちへの優しい気持ちで行われるこの活動で繰り返し唱和されてきました、RUN FOR KIDS そう私たちは誰のためにここに集まり、そして走って活動するのか?_その答えがこの言葉に集約されて開催を重ねるたびに重みを増してきました。すべてこどもたちのために!これは今も昔もそしてこれからも変わらないPeacemakerオレンジバイカーズ、サンタライダーズの決意と思いです。

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RUN FOR KIDS!

第1目的地のゆりあげ港朝市会場へ オレンジバイカーズ達は県庁を出発して仙台市内をぬけて名取市のゆりあげ港の朝市会場へ

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第1目的地のゆりあげ港朝市会場へ(10:00頃)

伝わる年月と町の人々の温かさ。

出発式を終えたオレンジバイカーズ達は仙台市内を走りぬけゆりあげ港朝市会場へ向かう。

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オレンジバイカーズ宮城ではすでに4年間通い続けている会場、朝市には多くの地元のみなさんが訪れている。


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港の朝市に買い物に来た家族連れや観光のみなさんに「児童虐待防止活動を行っております」「ダイアル189イチハヤクってご存じですか?」そんな風にお声かけさせて頂きこども家庭庁より頂いたリーフレットを宮城支部で袋詰めを行って配っている。

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本来「オレンジバイカーズ」とは、たくさんのオートバイが集まりオートバイが本来持つPR力や目立つという存在感を活用し町ゆく人々に注目して頂き、そのアピール力を最大限に有効活用して児童虐待防止活動を行うというもの。


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しかし、 ここ「ゆりあげ港朝市」会場では、啓蒙品を配布するテントの傍らにはバイクは停まっていない・・・ つまりオレンジ色のビブスを着用したまるで交通誘導員のようないでたちの団体が児童虐待撲滅を謳いリーフレットを配っているというシンプルな活動になっている。それでもたくさんの来場者のみなさんが笑顔でお疲れさまと言ってリーフレットを受け取ってくれている、 これは、ただ単純にリーフレットに入っている啓蒙品が優れているとか、そういう事だけではなく、そこにいらっしゃる皆様の活動への理解と心の豊かさ、そしてオレンジバイカーズ達の真剣な取り組む姿勢、積み重ねてきた4年間がまさに形を成しているといえる。 地元のみなさんとのふれあいと啓蒙活動。笑顔で話しかけるオレンジバイカーズとそれを受け止める地域のみなさん。


これこそがPeacemakerの鬼澤脩平支部長が県庁の出発式で話していた多くの方々の支援とふれ合いによって広がっていく活動の姿であり、TVメディアでのCMや無機質な動画を流すだけの啓蒙活動とは違う血の通った活動であり児童虐待防止活動のあるべき姿だと再認識。


第2目的地:三井アウトレットパーク仙台港(仙台市)

ゆりあげ港朝市会場での活動を終え、自由走行で向かったのは第2目的地「三井アウトレットパーク仙台港」ここは、ご承知の通り多くの買い物客が集まる宮城県の中心的商業施設。


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オレンジバイカーズ達は4年前の開催当初からここ仙台市内の三井アウトレットパーク仙台様にご協力を頂きパーク施設内にバイクを駐車して正面玄関前にて活動を実施。

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買い物にこられた皆さんに元気よく声をかけ続けるオレンジバイカーズたち


オレンジライダーになって4回目の宮城

9月とは言いながら、まだまだ残暑厳しい宮城のオレンジバイカーズ。参加者はみな半袖でゆりあげ港朝市会場、三井アウトレット仙台港会場と額に汗をしながらリーフレットを配りました。参加ライダーさんたちの活躍で総数2000部を配り広く宮城県の皆様に児童虐待の対応ダイヤル189イチハヤクの存在とオレンジバイカーズの活動も広めることが出来ました。活動が終わり開催式ではすべて配り終えたリーフレットの空箱が誇らしげに積み重ねられていました。

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終わりの挨拶にて宮城支部 鬼澤脩平支部長は、 続けていくことに意味があり、熱量を落とさないようにしていきたいと熱い思いを伝えていました。そして、11月に行われる千葉オレンジバイカーズの紹介を行い〆の挨拶を行いました。 たしかにこうして県を跨ぎ、広域で他県で同じ活動を行うとその地域性や地方ならではの人となりなどが大きく違う部分もあると痛感させられます。

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しかし目指すところは一つであり願いも一つ。歴史を重ねるごとにその情熱や思いの熱量が落ちていくことはオレンジバイカーズにはありません。 2025年にも児童虐待に伴う事件が多数報告されています、しかし、昨今では、たしかにメディアは取り上げますが、あまりにもこんなニューズが多く、また私たちをとりまく環境や生活が著しく困難な状況になりつつあるため、子どもの虐待のニュースは 「そういえば・・そんなことあったね」と流されていくことが目立ってきました。 対岸の家事や他人ごとですませて来たから・・・こんな事件や所業はなくならず増え続けているのです。 今一度、私たちの宝でもある子どもたちを虐待という悪夢から守りましょう!

オレンジの灯に希望をのせて

今年も宮城県仙台市にオレンジ色の光が灯りました。 オレンジバイカーズが開催された、この日より株式会社仙台放送さまのと三井アウトレットパーク仙台港店さまの毎年のご協力を頂き、スカイキャンドルと大観覧車がオレンジ色に点灯されています。オレンジ色の点灯に込めた思い、市民の目で子供たちを虐待から救うこのオレンジバカーズの思いが1メートルでも遠くへ、そして誰かの“気づき”や“行動”につながることを願っています。

4年目を終えた宮城のオレンジバイカーズ活動、参加者の熱い思いやそれをサポートして頂いている企業様や行政様の熱量は、この活動の始まりである千葉県にも飛び火してこの先の10年の活動を加速させてさらに充実した活動へと導くと信じています。 児童虐待の報道が増える中で、なんとなく社会の関心が薄れつつある・・そんな風に思える今だからこそ、こうした「人と人がつながる活動」が大切だと感じます。 宮城にも灯ったオレンジの光が、全国へと広がっていくよう、Peacemakerはこれからも走り続けます。

ご来賓紹介


開会式 来賓祝辞・ご挨拶・ご参列

宮城県 保健福祉部子とも家庭支援課 課 長 西城 昭子様



主催者挨拶   

千葉県児童社会福祉施設協議会    顧 問  森田 雄司 様



企業協力

株式会社 早坂サイクル商会 株式会社仙台放送

三井不動産商業マネジメント株式会社(三井アウトレットパーク仙台港)

ゆりあげ港朝市協同組合

南海部品仙台店

株式会社モーターマガジン社

団体協力 ライオンズクラブ国際協会332-C地区 行政後援 宮城県 仙台市 名取市

皆様のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

関東から来るオレンジバイカーズの楽しみは? 宮城オレンジバイカーズへ参加する方の半数はまだ関東から参加している、彼らは前乗りという形で前日に宮城入りして当日のオレンジバイカーズを終え帰路に就く。 もちろん彼らの楽しみはバイク乗りである以上、宮城県までのツーリングでもあり「旅」でもあるのだ。

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一般的に社会貢献、特に児童虐待防止活動などはセンシティブで係りずらい活動というイメージが付きやすい。もちろんボランティア活動の中でもなんとなく「とっつき」づらく現実感を持ちずらい活動と言えるだろう。

やっぱりせっかく宮城に着たらここでしか味わえないもの食べて応援しなきゃね!

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そしてこの活動は「幅広い市民の目で子供たちを見守るという基本理念」がある以上、より多くの方の賛同を得てより多くの方の協力を頂けなければ達成のできない理念でもある。 まさにそんな活動だからこそ我々Peacemakerは、間口を広くするためにもバイク乗りさんたちがいつものツーリングの延長線上でちょっと社会貢献! そんなこの活動への入口の垣根を低くするために前の日からツーリングを楽しみそして活動に取り組んでいます。 いつものあなたのツーリングが、走りが・・・誰かの役にたっている。 そんなオートバイ乗りの走る日常が意味のあるものになれたら・・・それが願いであり目標であります。

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Peacemaker宮城支部


宮城支部長 : 鬼澤脩平
090-8616-3987
Mali: s.kizawa-eneos347@hotmail.co.jp

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