事故や事件は110!児童虐待は189(イチハヤク)!!
- Masahiko Yamamoto
- 5 日前
- 読了時間: 5分

「秋の全国交通安全運動・防犯パトロール合同出動式」に オレンジバイカーズが参加
2025 年 9 月 21 日(日)、市川市のニッケコルトンプラザ「コルトン広場」で開催された市川警察署と行徳警察署が主催する「秋の全国交通安全運動・防犯パトロール合同出動式」に、オートバイツーリングを通じて社会奉仕活動を行う一般社団法人 Peacemaker の「オレンジバイカーズ」 が参加しました。
共感広がるご縁の輪
千葉県警内でもこの活動に共感する方が増え、2023 年には千葉県勝浦警察署・いすみ警察署の有志の警察官の方々、さらには千葉東警察署の方々もピースメーカーの活動にご参加いただけるようになり、以来毎年継続されています。
今回の式典参加は、その際にお世話になった千葉東警察署の大丸範雄署長(現市川署署長)のお声掛けでピースメーカーがご招待により実現したもの。メンバーたちは「再びこうして協力できたことは大変光栄」と、敬意を持って臨みました。
会場となったコルトンプラザは市内最大級のショッピングモール。

多くの市民の皆さんが見守る中、式典は千葉県警察音楽隊の華やかな演奏でスタートしました。
焦点重なる来賓の言葉~交通安全への市民参加を
今回は、市川署の大丸範雄署長、田中 甲(たなかこう)市長、そしてプロバスケットボールチーム
「千葉ジェッズ」で初代キャプテンを務めた佐藤博紀さんが市川警察署の 1 日署長を務め、それぞれの立場から市民に向けた挨拶をされましたが、どのお話もその焦点が交通安全型の市民参加を呼び掛
ける点に絞られていた事が印象的です。
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日没時刻が急速に早くなると夕暮れの交通事故が増加するとし、「交通事故防止を我がことと捉え、ご協力をいただきたい。」と、安全意識の向上を呼び掛けました。加えて、警察官を名乗る”電話で詐欺”の急増、さらには児童虐待の現状にも触れ、「治安を守るためには、警察の力だけでは十分でなく、警察と自治体、各種協力団体、地域市民の連携が必要不可欠です。」と、防犯・児童虐待防止への積極的な市民協力を求めました。 | 大丸署長に続き、田中 甲(たなか こう)市川市長も挨拶の中で、「市川市は健康寿命日本一、そんな行政を目指しています。すべての基本は『安全安心な町』、今回の交通安全週間では、皆様にもご協力をいただき、その基礎として、交通安全の確立をしていきたいので、市民の皆様のお力をどうぞよろしくお願いいたします。」と、市民に協力を呼びかけました。 | 千葉ジェッズの佐藤博紀さんもまた、市川署管内で 8 月までに起きた死亡事故が発生した死亡事故のなかで、歩行者の交通ルール軽視が原因と思われるものが含まれると説明。その上で、「一人一人がルールを守り、より能動的に交通安全の意識を持つことが大切です。」と安全に対する市民意識の向上を訴えました。 |
さらに千葉ジェッズの佐藤さんは、チームロゴの入った横断旗や小学校へのランドセルカバーの寄贈など、チームとして地域の交通安全貢献する取り組みも紹介されていました。

地域の方々との触れ合い
来賓のご挨拶のあと会場は、県警察音楽隊の軽快な演奏を楽しみながらのふれあいタイムに。
この間、ピースメーカーのメンバーたちは警察の方々と一緒に会場の市民に向け、交通安全と児童虐待防止のパンフレットを配る告知活動に励みました。




来賓からも励ましの声
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いよいよ出発!
地域の皆さんや行政の皆さんとの交流も終わり、多くの市民に見守られながら、いよいよ白バイ・パトカーの先導でオレンジライダーたちの出発です。

市川コルトンプラザから市川警察署までは、約 1.3km、時間にして 4 分と極々短距離ですが、沿道のお宅からご家族が手を振ってくれている、そんな嬉しい光景に出逢いました。

参加ライダーのインカムから驚きと共に「わぁー、こんにちわー!」と声が上がり、笑顔の子どもたちとご家族に手を振り返しました。
メンバーたちはこの後もこの場面を振り返り、
・「元気をもらえました!」
・「バイクで走ることが子どもたちの安心につながるなら。もっと参加したい。」
と、活動の充実感をかみしめてていたようです。
市川署に到着し大丸署長、そして一日署長の佐藤さんを囲んで、記念撮影。

オレンジバイカーズ、さらに往く!
![]() 代表 道家 尚巳 | 私たちは、2009 年かのクリスマスから、多くのライダーたちと共に、サンタクロースになりきって児童養護施設を訪問する 「サンタライダーズ」の活動を続けています。この「オレンジバイカーズ」は、年々増え続ける児童虐待への憂いから始まった活動です。 今回は「189 って何?」と、ご質問を受ける場面もいくつかありました。バイクがずらっと並んで走る姿に、子どもたちが喜んでくれたのがうれしかったですね。今回の活動がイチハヤクの緊急通報ダイヤルや、児童虐待の防止に興味を持っていただけるきっかけになれたならうれしいです。 私たちは子どもたちの幸せのために、これからも走っていきます。今後は色々な思考を凝らせて新たな楽しみ方を提案していくので乞うご期待。Peacemaker の活動に興味を持たれた方は是非、ホームページをご覧ください。 https://www.peace-maker.org/ |
今年もやります!
第 10 回千葉オレンジバイカーズ活動
開催日:11 月 3 日 (月•祝)
みんなで一緒にRUN FOR KIDS!
「私も子どもたちのために走りたい!」と思った方は是非、こちらをご覧ください。
皆さまのご参加をお待ちしています!!

文:山本昌彦
取材協力:千葉県警察市川警察署・行徳警察署 株式会社アイズリンク





















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