• Masahiko Yamamoto

児童虐待防止∔ツーリングラリー「COBRA」で千葉をオレンジに染めよう!

最終更新: 2019年10月22日



オレンジなライダーたちが今年も千葉を走る!


皆さんこんにちは・こんばんわ。Peacemaker広報部の山本です。

ところで皆さん、毎年11月が児童虐待防止推進月間なのをご存じですか?

このころになると街で見かける機会が多くなってくるのがオレンジリボン。

オレンジリボンには「児童虐待をなくそう」というメッセージが込められています。

そして、一人でも多くの方々に「児童虐待防止」に関心を持ってもらいながら、子どもたちの笑顔を守るために一人ひとりに何が出来るのかを呼びかけていく活動が「オレンジリボン運動」です。


全国的に様々な形でそのPR活動などが行われるわけですが、千葉県ではライダーやサイクリストたちがツーリングをしながら児童虐待防止の啓発活動を行います。


それが、「千葉オレンジバイカーズラリー」なんです!


今回はこの内容、そして開催の精神についてお伝えしていきますよぉ。


オレンジバイカーズはこんな人たちがやっています


「千葉オレンジバイカーズラリー」を主催するのは、一般社団法人Peacemaker(ピースメーカー)。


この法人は千葉のツーリングスポットとして、多くのライダーから親しまれている「Cafe Club BigOne」(写真)が、

これまで真剣に取り組んできたバイクによる社会活動を広範化させるため、今年(2019年)新たに設立した団体です。

Cafe Club BigOneでは、「ピースメーカー」設立以前からSNSグループを通じて多くのライダーに参加を呼びかけながら、バイクのツーリングを通して、様々な社会奉仕活動をしてきました。

例えばそれは、3.11から復興再建中の東北の町で経済支援のお手伝いを兼ねたツーリングを行う、「東北復興支援ミーティング」であったり、

東北復興支援ミーティングin石巻

地元千葉の大多喜を走るローカル線とバイクツーリングを地域おこしに活用する「BIKE TRAIN」であったりと、


バイクトレイン

様々な形で地域の方々と手を取り合い、互いにアイディアを出し合いながら、バイクツーリングと関連付けた社会奉仕活動を行ってきました。

中でも、児童虐待防止に対する思いは熱く、「千葉オレンジバイカーズラリー」の前身となる「オレンジバイカーズ」は、子どもたちのためのソーシャルツーリングとして2016年から続けられているメインレパートリー的な活動。

この活動を軸としながら、Peacemakerでは児童養護施設に入所している子どもたちを招待して交流キャンプを行うほか、職種も広範な参加ライダーに18歳で施設を出て自立する子どもたちの就労協力を呼び掛けたり、

オレンジキャンプ

クリスマスには参加ライダー全員がサンタクロースに扮して施設への交流訪問ツーリングを行う「サンタライダーズ」のトイランを行うなど、

上から施しを与える一方通行な慈善活動に終わることなく、

子どもたちに目線を合わせて「共にあること」を大切にした児童福祉支援を行ってきました。

その姿勢が認められ、オレンジバイカーズの活動は、千葉県と千葉市の児童福祉部局に後援を受ける公式PR行事となっています。

千葉市庁舎前で行われる出発式で、市の子ども家庭支援課の方と共に挨拶する代表の道家さん

しかしながら、毎年のように悲惨な虐待死の報道が後を絶たない昨今、年々参加するライダーの数は増し、参加意識も年ごとに強まってきているところです。


児童虐待の現状が、ヤバすぎる!

ここで皆さんにも、オレンジバイカーズが根絶を願う児童虐待の現状について知っていただきましょう。

既に報道等でご承知のことと思いますが、毎年悲惨な虐待死事件が後を絶ちませんね。

しかし、ああいったケースは悲しいかな、お子さんが亡くなるなどして初めて発覚した事例が報道されたもの。

よほどのものでもなければ報道もされないのですが、実際の児童虐待は皆さんの目に触れないところで爆発的に増え続けています。

具体的に虐待が今どんな状況かというと…

ちょっと見てくださいコレ!

参照元;厚生労働省 子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第15次報告)、平成30年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数及び「通告受理後48時間以内の安全確認ルール」の実施状況の緊急点検の結果より

これは今年(2019年)8月1日に厚生労働省から発表された速報値。

これによると、全国212ヶ所の児童相談所が虐待を主訴として取り扱った相談件数は既に約16万人!さらに毎年「過去最高」を更新し、増加の勢いは衰えることを知りません。

なお、上記の表は平成30年度までを表したものですから、その先の数値を考えると、それはそれは恐ろしい数値ですよね。

さらにもう一つ恐ろしいことを言ってしまうと、これはどうにか児童相談所への相談にこぎつけることができた件数。

つまり、相談にも至らず、こうしている今もどこかで虐待被害に遭っている子どもたちが、身近な街の中でも無増にいるわけです。


だからバイクで走るんです!

「バイクツーリング」と「児童虐待防止」。

一見縁遠いように思えますよね。

しかし、バイクで児童虐待を訴えながらツーリングを行うこと。

これには、上のグラフにも現れていないような、街の中に潜在している虐待を抑止する効果が期待されているんです。

例えば、ショップのツーリング「イベントなどに参加された経験のある方ならお分かりかと思いますが、ただでさえバイクのマスツーリングの走列というのは大なり小なりの注目を浴びるものですよね。

オレンジバイカーズの走列はすべてのライダーがオレンジ色のビブスを着用しています。

つまり、オレンジのバイク集団が街中を走っていくのですが、

「何だあれは?」と指さす先には「STOP! CHILD ABUSE(児童虐待を止めろ!)」と書かれているわけです。


「地域社会の目で虐待から児童を守る」というのがオレンジバイカーズの活動指針。

一瞬過ぎて「STOP! CHILD ABUSE!」の文字が見えなかったとしても、児童虐待防止のシンボルカラーのオレンジ色は、道ゆく人に児童虐待について考えてもらうきっかけになるでしょう。

また、児童虐待というのは特別なところで起きているのではなくて、我々の住む町のどこかで、毎時密かに起きているもの。

自らの子どもに過剰に手を上げている親に対してオレンジの集団は、「私たちは見ているゾ!」というメッセージになるかもしれません。

ツーリング中に行う#189のPR活動

また、そうしたパレード的な走行だけではなく、ツーリング中に街のお祭りに参加して、児童虐待防止のPR活動も行います。

ここでは、被虐待が疑われる子どもの安否を72時間以内に確認するための電話番号、 児童相談所全国共通ダイヤル「189(イチハヤク)」の告知活動。


こうしたおしぼりの他にも、児童虐待の現状を訴える冊子などを配りながら、広く周知をけてい呼びかます。

先のグラフで見た児童相談所で相談件数の増加、つまり相談にこぎつけることができた件数の増加は、189の番号を知る人が増えたことも一因となっていて、この告知活動は相当に意義深いものなのです。


オレンジバイカーズが「COBRA」になった!

そうした活動で毎年11月に千葉で注目を浴びてきた「オレンジバイカーズ」。

これまでは短日・一団によるツーリングイベントとして行われてきましたが、今年からは、さらに多くのライダーが複数日にわたって広範囲に走ることができるポイント獲得ラリーとしてパワーアップします。

その名も…

「千葉オレンジバイカーズラリー」

Chiba・Orange・Bikers・Rallyの頭文字を取ってCOBRA(コブラ)といいます。

「千葉オレンジバイカーズラリーCOBRA」は、スタンプポイントを集めて行うソーシャルラリーツーリング。


この開催にあたっては、運営陣がこれまでの経験を活かしながら、随所に工夫を凝らしていますので、ここからはそのあたりを見ていきましょう。


3タイプ7か所のポイントスポットを周ろう!


COBRAでは、房総半島の中に7か所のポイント獲得スポットが設置されています。

これらのスポットで、合計5ポイントを獲得してゴール。

ただ、スピードを競うラリーではありません。

スポットの内容や獲得ポイントは下記のとおりです。

スタンプポイント獲得可能スポット( 計3か所) ラリー参加者に無理をせず走れるように配慮された休憩スポットです。 最低2か所に立ち寄ることで、計2ポイントを獲得できます。

フォトミッションスポット (計2か所)

SNSでそのポイントを紹介して房総の魅力を発信しすることで、現地の災害復興のお手伝いをするスポットです。